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心にきらめくもの
日々の光 -Daily light-


光が問い、影が語る。心にきらめくもの。それは私にとって、常に日々の歩みの中で見つけてゆく「希望」の光景。
「予期せぬ未来や未だ知られざる明日」に向けて、毎日を見つめ、方向を定め、歩みを進めて変化し、明日へと更新し続けてゆく希望の姿。それが、日々、心に輝いてゆく光景。
 

「心にきらめくもの」。日々の光。それは私にとって常に「希望」です。

日々、毎日を見つめ、方向を定め、歩みを進めてゆくなかで変化してゆくもの。日々更新し続けるもの。当たり前のように見ている景色、様々な情景。そのなかにふと心に響く場面を見つけることがあります。私が形にしたいと願う「心にきらめくもの」とは、「予期せぬ未来や未だ知られざる明日」があるからこそ、未来が全ては分からないからこそ見出せる「希望」と言えるのかもしれません。

迷いも不安も、喜びも悲しみも、予感も何らかの期待も、白も黒も混沌も、そういうようなことが全て含まれた大海のような心の海。心に打ち寄せる波を見つめていると、そこにふときらめく光景、心を掴む光景があることに気がつきます。

日々、心にきらめくものがあり、映りゆくものがあり、語りかけるものがある。そういったものを捉えようとするとき、日常にある光と影の織り成す光景には、目の前にある道を歩いてゆこう、走り出してみよう、と思わせるものがきちんと存在していると思えたのでした。ささやかに、力強く。

風景がゆっくりと語りかけてくるとき。それは新しい季節に向けた伝言、明日への予感を感じさせるときであったり、闇から光に手を伸ばして、明日へのきっかけにほんの少し触れることが出来たときであったり、いつかどこかで思い出されることもあるまばたきのような瞬間のときであったりします。

私は考えながら歩み続けようと思います。そして、心導くものがどういうものなのかを思いながら、今日も作品制作を続けています。

雲の上はいつも、晴れ。季節が繰り返されて再び同じ花が咲くのを見ると思うのです。

「その色彩は常に新しいということをお伝えしなければならない」と。

​アート|画家|イラスト

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