
星の還る街
starry city
今夜、空に星が見えなくても
日々訪れ来る夜、街にまばゆいばかりに灯されている様々な明かり。
誰かのために、何かのために。
昨日あなたを照らしていた明かりが、
今日のあなたに続いているということを
考えたことはあるでしょうか。
夜の明かりに思うのは、安らぎとまごころと、帰るところと、
恐らくは、雑踏に紛れている旅人の行方。
「cross road」/Acrylic and carbon pen on wood board/30×30㎝
「illumination trees」/Acrylic and carbon pen on wood board/91×91㎝
点灯式
深夜の闇の向こうでは、
少なからず誰かしら傷ついていたような日々でさえ
朝を待たず行ったり来たりする高速の車をやさしく見守り、
まばたきを惜しむテールランプと薄れつつある横断歩道が、
十字路の街灯と手を取り合いながら
今日もアスファルトにさりげなく光跡を描いているのでした。
目に映るものだけが視界の全てではなく、
あるときは遥か彼方の地のことを、あるときは手の届かない場所のことをも、
そしてまたあるときは、
遺された意志と紡がれた想いというものでさえも、
夜の街に浮かび上がる様々な明かりの上に見ていたりしたのです。
「stellar show」/Acrylic and carbon pen on wood board/91×60㎝
心に灯る明かり
流れ星に託された願いが運ばれる頃、
八方ふさがりの闇を夜の明かりがゆるやかに溶かしてゆきます。
窓の向こうはとても静かで・・・
明日を思うことで、昨日という日を輝かせながら今日を生きてゆこうと思えたなら、
日常のとりとめの無い記憶の中から思い出というものがまたひとつ、
無数の明かりがきらめく街において、
新しい日々の道標となる希望の星になったと言えるのかもしれません。
ただ穏やかにそんなことを思うのです。
「big wheel」/Acrylic and carbon pen on wood board/91×60㎝
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1.「V」/30×30㎝ |
6.「dear」/45×91㎝ |
石居麻耶展 「星の還る街」
"starry city"
開催地 |
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住所 |
〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1
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会期 |
2011年4月13日(水)~26日(火)
※最終日4月26日(火)は午後4時にて閉場いたします。
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お問い合わせ |
03-5949-5276
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池袋西武では初の個展で、新たなきっかけの場となりました。

