
「心に映りゆくもの」を探しに
石居麻耶展 親愛なる日々の光景
再び時が流れ出すとき、今日までの思いをその流れに乗せて、これから行く先に自らのレールを作る。遠くに見えるものを追いかけている日々。大切に思える光景を見つめている日。心に映りゆくもの。新しい明日、誰かの明日にも続くことを願いながら、旅立つ日、旅立つ人のために贈ろうと願った光景。
「美しき日の光景」 Spectacle of beautiful day/Acrylic,carbon pen and colored pencil on wood panel/103×72.8cm(B1)
「青の行方 -仰ぎ見るもの-」
Blue's whereabouts -looking up at the sky-
/Acrylic,carbon pen and colored pencil on wood panel/36.4×25.7cm(B4)
光と影と、青の行方
2005年には多々作品を制作し、様々なグループ展の展示に参加しながら、模索していました。その日々の中で、現在にもつながる作品イメージを見つけるきっかけとなったのが、銀座のごらくギャラリーで開催させて頂いた個展「石居麻耶展 親愛なる日々の光景」でした。
ごらくギャラリーは2007年3月に閉廊しました。
親愛なる日々の光景
It's fine day today.
上空のスモッグがどこかに吹き飛ばされ、かつてないほどに澄んでいる空が見える日に、雲は私の乗る電車の進行方向に向かっていた。風と大気がレールを伝い、どこまでも駆けてゆく気配を見せている雲の集まり。
心に刻まれたいくつかの場所を巡る鳥。その場所が例え姿を変えたとしても忘れることのないものもあると、その鳥が言う。「それは、思い出ですよ」
伝えたいことを見つける。晴れ渡る空を見ながら、「雲の上はいつも晴れ」だったことを思い出す。そう思えば本当はいつも必ず、心のどこかにはそんな空がある。そう思えた日のこと。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
クリックすると拡大します。
|
1.「渡り鳥の季節」 Migratory bird |
11.「街の軌跡(3)」 Following the tracks(3) |


